1、はじめに
これから数日にわたる長い文章を書くことは、先輩から勧められたからだった。
＞
その日の会話の中で、私は、自分のことってまだまだ分かってないんだな、人の意見は意外と的を得ていて気づいてないふりをしていただけだったんだなと、改めて感じたヒントを得た日でもあり、懐かしい記憶と共にこみ上げるものがあり、実は前々から伝えたかった想いだったと言うことも思い出した。とても、いい時間だった。
＞
先輩の言葉を借りれば、「好きなアロマテラピーに出会い救われた私の話は、同じ悩みで答えを探している誰かにとってヒントになるかもよ」なのだそうだ。
＞
確かに、そうなのかもしれない。
うん。
＞
＞
＞＞
そもそもあんな体験をして、へなちょこ状態になった上、まだまだ弱い部分も沢山あった中でもセラピストを目指し、今も続けているのは、一人でも多くの女性が、私に起きた様な経験はさっと回避してもらって、貴重な時間を思いっきり楽しむ為に使っていってほしいという願いがあったからだった。
＞
＞
感情が嵐の様に激しく荒れていたり、逆に無感情だったり、体が慢性的に疲れていたり、不満やつらさを口に出しても結局は解決策が見つからない日常の中では、変えたいと願ってもがいても泣いても、悲しいけど変わらない。
今までとは違う新しいもの(自分を変える為の知識や、会ったことのない人たちの集まるコミュニティ)に目を向ける余裕は、がちがちに固く絡まったものを丁寧にほどいて、余白の時間や心のゆとりを、創っておく必要がある。
＞
癒しには、切羽詰まった現状を改善させるための緊急処置的癒しと、人生という時間の流れの中で、どう在るべきかを考える気づきを与えてくれる長期的規模な癒しと、様々ある。
今の自分の現状ありのままを受け入れて、解決させるために余白を意識的に創ることで、今までよりも明るい優しい方向へ変化していく流れに方向転換をしていく一連の流れを創ってくれる癒しを、現在進行形で私は自然から、あらゆる人間関係から、ひしひしと体験を通じて学んでいる。
どうやら私は、長期的規模の癒しを望んでいるらしい。
＞
＞
そもそも癒しとは、人が放置していたら上手くいく流れに乗れる才能《自然治癒力》を取り戻すためにある。
もしも今、心身に軌道修正のサインとして不調が現れているなら、なるべく早めに流れを取り戻す行動に移した方が良い。現状に満足している方は、更によい方向へ向かうことが出来るという人生のバージョンアップも出来る、という事でもある。いいことしか起きない、ということなのだ。
＞
初動の気持ちを思い出しつつ懐かしみながらも勢いで書いたら、大分長くところどころは重くなってしまった。
ただ、そんな時は今の私を思い出して、安心ください。ええ、そうです。どこからどう見ても元気です。
おそらく、自分に似た経験がある人は読んでいたら思い出して感情が溢れてくるかもしれないし、私を知っているお客様はなぜ私が、体と心の繋がりにやたらとしつこく説明するのかが、分かっていただけたらいいなと思う。
＞
＞
おおばかものの私が癒しの世界に入る為には、そこまでの“間違えてづけたストーリー(人生)”を語らすには行けないので、何度かに分けてお話をアップします。「長すぎ！」と思った方はスルーするか、アロマテラピーのことはこつこつInstagramにあげているので、こちらをご覧くださいませ。
＞
＞
＞
次回から、＞
・恋に勉強に充実していた大学4年生の春の話
・入院と緊急手術
・退院と休学
・新社会人生活
・PMSと不定愁訴
・休職と家族
・そして、癒しの世界へ
＞
こんな流れで、人生の選択を間違えた経験を書いている。もし、私と同じ様なことで頑張って辛かったり悲しかったりしていたら、明日が何かほんの少しでも変わるきっかけに繋がるといいなと思う。
(記憶を辿りながらざあっと書いたので語尾が普段のですます口調とは違っていますが、あしからずご了承ください。)
それでは、よろしくお願いいたします。
＞
＞
得丸稚代