アロマテラピーも歴史は古いのですが、
日本の漢方や鍼灸
インドのアーユルヴェーダ
中国の中医学といった、
長い歴史を経て、現代に継承されてきた
代替医療が世界には数多くあります。
中医学の考え方を基にしたアロマテラピーの
活用方法やトリートメントは
私自身の1年を通した
セルフケアに取り入れています🌟
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中医学とは、
人体は自然からの影響を受ける存在であり
体の各部位も影響し合う存在でもある、
という“様々な繋がり”の中で
不調や症状を改善していく考え方です。
“春”は中医学や漢方では
“肝(目)”の季節と言われています。
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肝は「肝臓」の臓器だけを指すのではなく、
栄養を貯蓄する
冬に溜めた老廃物や毒素の排出
全身へ血液供給
気を巡らせ精神を安定させる、など
生命維持の関係に深い働きのことを呼びます。
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ストレスや風(に当たり冷えること)の影響を
受け体調不良になりがち。
心身のケアに肝臓と目のケアをしながら
ゆっくりと春本番の準備をするのがおすすめです🤗
貼るほっかいろで前からと背中からと
肝臓をはさむようにして温めると
目や頭の重だるさ、むくみがすっきりとれて、
イライラや焦りの感情も穏やかに安定します。
また、この季節は疲れが目に出やすいので
気がついた時にちょこちょこ、こめかみのツボ
太陽を押すとリフュレッシュにもなります🌸
前回、
「体はお話してくれる」と書きましたが、
今日はその続きのお話を。
時々、お客様の体から
“今日はなにも話したくないんです”という声が
聞こえる事もあります(笑)
それは切実さがあったり、
もう“無”なんでーす!といったような
あっけらかんだったりしますが😊
実は伝えたいことはこの先のこと。
セラピストになりたてのころ、
私はそんなお客様の心を
“開いて癒してあげなくちゃ!!”と
鼻息荒く全力でほぐしていました😤
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…なのに、
(というか今考えればずうずうしさに反省しています)
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おや?
お客様がリラックスできてないような…
というか、
力み過ぎて自分がめっちゃ疲れる…!!!
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いや、しかし!
お客様を癒さなくてはと焦れば焦る程、
どんどん自分の想いとは違う方向へ…😥
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疲れ果てていたそんな時、
意識や心理学、スピリチュアルなことを
学びはじめ、大切なことを学びました。
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ひとつは、お客様の“癒し”は
色んなものが影響を与えるけれど、
最後の最後はお客さま自身が
“癒されよう”と決めることで起きる。
もうひとつは、
セラピスト自身が癒されていないと、
人を癒すことは出来ない。ということ。
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自分自身の不調のこと、
お客さまのこと、
人生で起きた色んな事を振り返っていって、
ああ、本当、そうだったな、と納得してからは
お客様のタイミングを待つことにしました。
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こじ開けるのではなく、まず、待ってみる。
(時にどんどんノックすることはありますが)
その上で
伝えられる、してあげられることをする。
扉を開ける手前までの
サポートができる自分になる。
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このふたつは、今でも大切にしています。
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もちろん、これはセラピストとお客様という
関係性じゃなくても成り立つお話です。
男女の関係
上司と部下の関係
親と子の関係
友達との関係
自分の体と心が穏やかでクリアな状態だと
相手のことがすうっと見えてきます。
そんな時に、どんな自分で有りたいか。
どんなことを相手にしてあげたいか。
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癒しは、愛に繋がっています🌟
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得丸稚代